転職条件の落とし穴とは

良い条件の中から選ぶとき

薬剤師は多くの病院や薬局で十分な数を確保できておらず、一部では争奪戦も引き起こっています。
これは4年制から6年制へ変更された空白の2年間の影響と、薬局やドラッグストアに併設の調剤薬局増加の影響もあります。
現在は圧倒的に薬剤師は需要が供給をうわまっている状態です。

そのような状況のために、給与など条件のところ、希望条件に見合うところが見つかりやすく、そして採用の条件が緩くなって面接の難易度も下がり、内定が出やすい状況です。
薬剤師を希望する方は思っていた以上に簡単に就職先が見つかります。
しかし簡単に内定が出るからこそ、落とし穴にはまる人もいます。

自然と就職活動をしていくと、条件のよい求人が多数見つかります。
その中で自分の優先条件とマッチしたところを探すのは、思っている以上に大変です。
例えば、人間関係の良いところを探していたのに、いつの間にか収入の良いところをピックアップしていて、働くと忙しく人間関係が悪いところだったということもあります。

落とし穴にはまらないようにするために

落とし穴にはまって働いたら思っていたのと違うということを避けるためには、まずは自分の転職の目的を明確にすることです。
どうしても生活がかかっていますので、収入面を見て働き先を見つけてしまいがちです。
しかし転職の目的が人間関係などとしているなら、必ずその目的にあったところを探すべきです。

好待遇というところでも、自身の経験などを評価した上での好待遇だと問題ありませんが、必要以上に好待遇なら何かしらの裏があるかもしれません。
その求人の条件を理解した上で応募すべきです。
そして働くならそこでのメリットもデメリットもありますので、デメリットの分かるところを探し、両方を理解した上で応募すべきです。

現在は薬剤師不足で売り手市場ですが、4年制と6年制の空白部分も次第に埋まっていき、薬剤師を目指す人も多いので、数年経てば薬剤師不足も落ち着いていくでしょう。
そうなると面接の難易度も上がり、買い手市場となり、1つの求人に多くの方が殺到する可能性も出てきます。
そのために、今とは違った転職でも考えるべき点も出てきます。

現在は薬剤師不足のために、転職をするなら一番理想的な時期です。
なかなか求人の出ないエリアや会社から求人も出てきますので、一般の薬局以外での働き方を探すにも適しています。
ただし転職をするなら、今よりも好待遇のところという収入面ばかりを見るのではなく、自分が何のために転職したいのかと言うことを一度考え、その目的のためのところを探すべきです。
一度転職すると、条件と違ったからまたすぐに転職するというわけにはいきません。