圧迫面接への対応策

どうして圧迫面接を行うか

ブラック企業に限らず、どのような会社でも圧迫面接が行われる可能性があります。
セクハラや名誉毀損など明らかに面接の範囲を超えている物は論外ですが、意地悪な質問を面接官がしたりすることはあります。
それは何も面接者の気分を害するために行っているものではありません。

・性格を見る
圧迫面接を行う意図は、一番大きいのはこれです。
嫌なことを言ったり、困った質問をしたときに、面接者はどのような反応をするかを見ます。

・ストレスへの耐性を見る
これも行う意図の一つです。
ストレスにどれだけ強いかは、仕事をする上ではとても重要なので、このときにどう捉えるかを見ているのです。

・人間関係の対応方法を見る
仕事をすれば、意地悪なお客さんや無理なことを言ったり、自分勝手なお客さんがいますので、どのように乗り切るかも見ています。
上手に対応できるかを見ていると言っても良いでしょう。

圧迫面接ではこのような意図があり、これらは全て仕事でストレスや理不尽な状況になったときに、対応できるかを見ていると言えます。
言い換えれば圧迫面接を乗り切ることが出来れば、面接官の評価は高くなり、採用される可能性があります。

対応方法

まずは圧迫面接でどのような質問が出るか、質問例などを調べて答を考えてみましょう。
ある程度練習しておけば、意地悪な質問が出ても応えられるでしょう。
ただし質問例などをそのまま暗記するのは逆効果なので、軽く練習する程度にした方が良いです。
それよりも以下の対処法を身につけるべきです。

1、圧迫面接だとまずは認識する
2、相手の言っていることを把握し、気分が悪くても否定せずムキにならない
3、自分が応えるべきことは何かと考える
4、応えられないときは、申し訳ありませんと答えられないことを認める
5、答の内容よりも、その時の表情や態度を見られていることを意識する

対処はこのような流れになります。
特に重要なのは、まずは圧迫面接と認識することであり、それにより対処方法を行っていきます。
そして質問に対して怒らずに、冷静になって答えることもとても重要です。
さらにはこれが一番重要であり、答の内容よりもあなたの態度や表情を見ているのであり、ここで怒ったりしては、面接は良くない結果に終わります。

何よりも圧迫面接は、あなたが不快に思ったり理不尽に思ったりする質問がされます。
三流の大学だね、うちの会社には必要ないね、この成績でよく応募したね、印象が薄いね、などの質問があり、中には一発芸をして下さいなどの面接とはまったく関係ない質問もあります。
必ず表情や態度に不快感を表わさないようにして、姿勢もまっすぐ背筋を伸ばすように心がけて対応しましょう。

薬剤師の転職するタイミング

何年目がベストなのか?

薬剤師の平均勤務年数は3年と言われており、3年目に転職を決意する人が多いです。
3年目を過ぎると、5年・10年と節目の年があり、この時期も転職希望者が多いです。
全体的に他の職種と比べると、転職の期間は短いです。
それだけ入れ替わりの激しい業種だとも言え、定年まで働くのかどうかも見極めないといけません。

薬剤師の求人は多く、国家資格であり資格がないと働けませんので、比較的募集は多く転職は困らないことが多いです。
そのためによりよい条件を探したり、スキルアップのために転職する人もいます。

求人数の多い時期

1年間では、ボーナスの後の7月や12月、年度末の3月や9月は退職者が増えますので、求人も自然と多くなります。
これは薬剤師業界に限らず、他の業界でもボーナス後と年度末は退職者が多く、求人が増えます。
もしも転職を希望するなら、この時期に合わせて転職準備をしておくと良いでしょう。

しかし求人が増えると同時に応募者も増えるので、ライバルも多くなりやすい時期です。
また求人が多ければ、自分が希望する職場が見つかるとは限らず、ある程度時間をかけて希望する職場を見つけると良いでしょう。

転職するということ

もしも転職するなら、自分の希望だけで行うのではなく、職場の状況も考慮すべきです。
あなたがいなくなり人員が少なくなって、補充するまでは他の人の仕事は忙しくなります。
そのために、他の人に迷惑がかからないように、転職するなら1ヶ月以上前に責任者に連絡し、余裕を持って行いましょう。
薬剤師に限らず、1ヶ月前以上から会社を辞めることは連絡するのが社会人としてのマナーです。

場合によっては2ヶ月3ヶ月とさらに早く伝えておいた方が良いときもあります。
会社でいつまでに連絡すると決まりがあれば、それに従いましょう。
どうしても離職者が出れば、新しい人を採用せねばならず、広告を出したり面接したりと、補充までは時間がかかります。
職場が人数ぎりぎりで動いているなら、少し余裕を持って離職の連絡をしておいた方が良いでしょう。

また離職の報告をしても、引き留められてしまったり、条件をアップするのでいてくれと言われる可能性もあります。
場合によっては、そのようなことであなたは転職を取りやめるかもしれません。

いつ転職するのがベストなのかは、あなたが転職すると決めたときであり、その時期はあなた次第です。
求人の多い時期まで待とうなどと思っていると、次第に転職する気持ちが薄れたりもしますので、思い立ったらすぐに行動すべきです。
転職に関して、すべきかどうか悩んでいるようなら、一度コンサルタントなどに相談すると今後の進路が明確になるかもしれません。

転職条件の落とし穴とは

良い条件の中から選ぶとき

薬剤師は多くの病院や薬局で十分な数を確保できておらず、一部では争奪戦も引き起こっています。
これは4年制から6年制へ変更された空白の2年間の影響と、薬局やドラッグストアに併設の調剤薬局増加の影響もあります。
現在は圧倒的に薬剤師は需要が供給をうわまっている状態です。

そのような状況のために、給与など条件のところ、希望条件に見合うところが見つかりやすく、そして採用の条件が緩くなって面接の難易度も下がり、内定が出やすい状況です。
薬剤師を希望する方は思っていた以上に簡単に就職先が見つかります。
しかし簡単に内定が出るからこそ、落とし穴にはまる人もいます。

自然と就職活動をしていくと、条件のよい求人が多数見つかります。
その中で自分の優先条件とマッチしたところを探すのは、思っている以上に大変です。
例えば、人間関係の良いところを探していたのに、いつの間にか収入の良いところをピックアップしていて、働くと忙しく人間関係が悪いところだったということもあります。

落とし穴にはまらないようにするために

落とし穴にはまって働いたら思っていたのと違うということを避けるためには、まずは自分の転職の目的を明確にすることです。
どうしても生活がかかっていますので、収入面を見て働き先を見つけてしまいがちです。
しかし転職の目的が人間関係などとしているなら、必ずその目的にあったところを探すべきです。

好待遇というところでも、自身の経験などを評価した上での好待遇だと問題ありませんが、必要以上に好待遇なら何かしらの裏があるかもしれません。
その求人の条件を理解した上で応募すべきです。
そして働くならそこでのメリットもデメリットもありますので、デメリットの分かるところを探し、両方を理解した上で応募すべきです。

現在は薬剤師不足で売り手市場ですが、4年制と6年制の空白部分も次第に埋まっていき、薬剤師を目指す人も多いので、数年経てば薬剤師不足も落ち着いていくでしょう。
そうなると面接の難易度も上がり、買い手市場となり、1つの求人に多くの方が殺到する可能性も出てきます。
そのために、今とは違った転職でも考えるべき点も出てきます。

現在は薬剤師不足のために、転職をするなら一番理想的な時期です。
なかなか求人の出ないエリアや会社から求人も出てきますので、一般の薬局以外での働き方を探すにも適しています。
ただし転職をするなら、今よりも好待遇のところという収入面ばかりを見るのではなく、自分が何のために転職したいのかと言うことを一度考え、その目的のためのところを探すべきです。
一度転職すると、条件と違ったからまたすぐに転職するというわけにはいきません。

円満退職のために

転職よりも難しいかもしれない円満退職

転職をするときには新しい就職先を探すという活動とともに、現在の仕事をどうやって辞めるかといったこともまた難しい問題になってきます。

薬剤師業界と並び転職が多いとされる看護業界などでは、職場の環境が厳しい場合にお互いにいつ辞めるかということを牽制しあうようなこともあるそうです。

慢性的な人手不足の状態にあり、かつ辞めてもなかなか次の人が入って来にくい職場というのは職場のしくみそのものに大きな問題があるものですが、そういった場所ほど経営者や人事担当者は抜本的な改革を嫌がる傾向にあります。

ですのでそこで働く従業員はよりよい時期に辞めるための方法をお互いに探りあい、ババ抜きのような駆け引きをしていくことにもなってしまいます。

なお退職の時期として最も多いのが夏冬のボーナス直後で、先に退職願いを出したもの勝ちで出遅れた人が過剰な引き止めに会うようなこともあります。

退職

ポイントは早めの相談と強い意志

円満退職をいう言葉を聞くと、抜ける職場の人に気持よく送り出してもらうということを浮かべます。

ですが本当の意味での円満退職は残される職場だけでなく、辞める自分にとっても気持ちのよいものでなければいけません。

というのも退職を申し出たあと、人手不足を理由に「次の人が来るまで」といった理由で引き止めにあい、辞めたいのに半年、一年とずっとだらだらと勤め続けることになるようなこともよく見られているからです。

辞めたい職場とケンカをする必要はありませんが、そうした過剰な引き止めにあって悪い思いをしないためにも、退職を申し出るときにはなるべく早めに上司に相談し、かつ絶対に退職をしたい日を先に提示するという強気の姿勢も大切になります。

毅然とした意志で退職を申し出た方があとからネチネチと恨まれることもなく、案外スッキリと辞めることができるものです。

転職で失敗しないために

薬剤師の転職でよくある失敗談

薬剤師の業界は非常に転職頻度が高いため、成功例も失敗例も大変数多く存在しています。

薬剤師の転職でよくある失敗談として聞かれるのが、実際に就職をしてみたら自分の思っていたような業務ではなかったということがあります。

例えば調剤薬局勤務をしていた人がより給与の高いドラッグストアに転職をしたところ、薬剤の調剤業務はほとんどすることがなく、一般の小売業と同じような仕事ばかりになてしまったというような例です。

調剤薬局では病院などのそばにある施設では高度な薬剤などを取り扱うことも多くあるのですが、ドラッグストアの場合には調剤薬局が併設をされていても取扱がされるのはOTC薬と言われるような市販される薬品類が大半です。

ですので仕事そのものは忙しいのにそれまでの調剤薬局の仕事のノウハウをほとんど生かすことができず、時給額こそ高いもののやりがいを感じられない仕事をすることになってしまったというようなことになってしまいます。

ドラッグストアのような販売業務に転職してそこで新たなやりがいを見つけることができればよいのですが、勤務をしていて常に「こんなはずじゃなかった」と思うようならその転職は失敗だったといえるでしょう。

ドラッグストア

転職コツは何を重視するか

転職を決意するということは、現在の職種に強い不満を感じているということでしょう。

不満の原因はひとつだけでなく、いくつか挙げられるものでもあります。

同時に転職をするときにはその解消方法もひとつではなく、どこかの点で妥協をしないといけない部分が出てきます。

就職後にミスマッチを起こさないようにするためには、この現状の不満と新しい職場での妥協のバランスを自分の中で納得できるようにするということがポイントになります。

給与の額でも勤務時間でも重視することは人それぞれかと思いますので、あとから後悔をして転職したことを悔やまないためにも、今最も強く感じている不満はなにかということを考えなおし、それを解消していける方法はなにかを考えていきましょう。